セレナ新旧比較(燃費⇒新17.2km/L・旧16.0km/L・サイズ情報)5年落ちの旧型中古車がお特!
2019/01/16
旧型セレナは、2010年11月に日本で発売が開始され4代目になります。
3年連続ミニバン売上ナンバー1を獲得するなど、2016年8月に販売が終了されるまで5年半に渡り高い人気を誇ったMクラスミニバンです。
2012年に行われたマイナーチェンジでは、20Sを除くFF全車に新開発のスマートシンプルハイブリッドS-HYBRIDを搭載しており、JC08モード15.2㎞/Lと当時ではトップレベルの燃費水準となっています。
また2.0Lクラスの8人乗りミニバンでは初の平成27年度燃費基準+20%を達成するなど、環境にも配慮した車種です。
2015年11月にはこれまで非搭載だったエマージェンシーブレーキと車線逸脱警報を新たに標準装備するなど安全面でも強化されており、家族を乗せるミニバンに相応しい仕上がりになっています。
日産セレナ・新旧比較
①燃費は1.2km/Lと大差なし
燃費 | ガソリン車 | e-POWER |
---|---|---|
旧型セレナ | 16.0km/L | なし |
新型セレナ | 17.2km/L | 26.2km/L |
スマートシンプルハイブリッド&アイドリングストップなどを搭載した旧型セレナは、最も燃費の良いモデルでJC08モード16.0km/Lと低燃費を実現しています。
新型と比べると、エンジンの熱効率化の向上・シンプルハイブリッドシステムの効率化などにより、17.2km/Lと向上しています。
旧型モデルとの差はわずか1.2km/Lとなっており、実燃費ではさらに差は縮まるので燃費面はそこまで気にする必要はないです。
②5~6年落ちの旧型がおススメ
エントリーグレードの車両本体価格が228万円の旧型セレナは、新型に比べると243万円と15万円程度安くなっています。
新型はクルーズコントロールや助手席側オートスライドドアが標準装備されるなど、装備・性能が違うので一概には言えませんが、旧型の方がハードルが低くお買い得な車種と言えます。
また中古車価格では、新型はデビューしてからまだ日が浅いこともあり、200万円~250万円オーバーといった感じですが、旧型は100万円~200万円程度の価格帯の車が多くなっています。
5~6年落ちの旧型はなかなかお買い得かもしれません。
③どちらも操作性は高い
ヒップポイントが高めかつフロントガラスの面積が大きい旧型セレナは、開放感があり前方視界が良好で女性でも運転しやすい車となっています。
ただ、新型の方がAピラーが若干細くなっており、右左折時にはこちらの方が視界は良いかもしれません。側・後方視界ではどちらもサイド・リアガラスが大きく、バック時も苦になりません。
また最小回転半径は、新旧共に5.5mと小さめになっており、取り回しの良さが光ります。狭い路地やUターンもしやすく、扱いやすい車種です。
④新旧変わらないサイズ
ボディサイズ | 全(長×幅×高) |
---|---|
旧型セレナ | 4,685×1,695×1,865mm |
新型セレナ | 4,690×1,695×1,865mm |
全(長4,685mm×幅1,695mm×高1,865mm)の旧型セレナは、新型と比べると全(長4,690mm×幅1,695mm×高1,865mm)とボディーサイズはほぼ変わりません。
ハイウェイスターでは、3ナンバーボディーになる辺りも同様です。
プラットフォームなどは旧型モデルから受け継いでおり、ホイールベースも2,860mmと同一となっています。
もちろんエクステリアが違うので見たらは分かりますが、新旧並んでも大きさだけでは見分けるのは難しいレベルです。
⑤旧型でも新型ヴォクシー並
室内の広さ | 室内(長×幅×高) |
---|---|
旧型セレナ | 3,060×1,480×1,380mm |
新型セレナ | 3,170×1,545×1,400mm |
室内(長3,060mm×幅1,480mm×高1,380mm)の旧型セレナは、Mクラスミニバンではトップレベルの居住性を確保しており、使い勝手の良い車種になります。
新型では、室内(長3,170mm×幅1,545mm×高1,400mm)とさらに全体的に広くなっています。
ライバル車と比較すると、新型ヴォクシーが室内(長2,930mm×幅1,540mm×高1,400mm)となっており、旧型でもあまり遜色ないレベルにはなっています。
⑥収納力はどちらも抜群
旧型セレナは、運転席周りには運転席アッパーボックス・ロアボックスなどちょっとした小物を入れるスペースは充実しています。
助手側もダンパー付きの大容量グローブボックスなども備わっており、収納力は抜群です。
後席には、真ん中の肘置きであるスマートマルチセンターシートにティッシュボックスが入れられるほか、セカンド・サードシート用のパーソナルテーブル・コンビニフックなども備わっています。
新型もその辺りはしっかりと受け継いがれており、どちらも使い勝手は良好です。
⑦荷室は旧型の方が広い
3列目使用時で奥行き530mm×幅1,200mmの旧型セレナは、3列格納時は奥行きが1,210mmまで拡大し、5名乗車でもたっぷりと荷物が載せられます。
新型は3列使用時で奥行き420mm×幅930mm・3列格納時でも1,080mmまでしか拡大せず、ラゲッジスペースの広さでは旧型勝っています。
使い勝手の面では、新型にはバックドアの上側が開閉可能なデュアルバックドアが備わっており、便利にはなっています。
ただ開閉には480mmのスペースが必要な上にガラスの下端が地上高1,040mmもある事があり、そこまで使い勝手が良いとは言えないので、総合的に考えると旧型の方が荷室は充実しています。
⑧予防安全性能はハイレベル
単眼カメラにより危険を察知して自動で止まってくれるエマージェンシーブレーキを始めとした先進の予防安全装備を設定した旧型セレナは、前方の車両だけでなく歩行者も検知し対応してくれます。
この他にも車両周辺を映像で確認出来るアラウンドビューモニター(MOD移動物検知機能付)や車線逸脱警報機能などの装備も旧型モデルにもしっかりと備わっており、安全性能はどちらもこのクラスのミニバンではトップレベルとなっています。