【SSクラスミニバン】旧型シエンタvs旧型フリード比較(写真あり)燃費は17.2km/L・16.6km/Lでシエンタの勝ち!
2019/01/16
一番小さいミニバン、「旧型シエンタ」と「旧型フリード」の徹底比較をしたいと思います。中古車ミニバンを購入検討中の方に、新型ではなく旧型のモデルで比較しました。
車種 | 燃費 | 室内 | 荷室 | 天井 | 馬力 | 初心者 | 3列目収納 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ 旧型シエンタ 7人 |
17.2 | 床下収納 | |||||
ホンダ 旧型フリード 6・7人 |
16.6 21.6 |
跳ね上げ |
【燃費】ガソリン車は旧型シエンタが17.2km/Lで勝ち
- 【旧型シエンタ】17.2km/L(ガソリン)
- 【旧型フリード】16.6km/L(ガソリン)、21.6km/L(ハイブリッド)
「旧型シエンタ」の燃費は17.2km/L、「旧型フリード」の燃費は16.6km/Lなので「旧型シエンタ」の方が0.6km/Lほど燃費が良いです。
しかし、「旧型フリード」には、ハイブリッドモデルがあり、ハイブリッド車は21.6km/Lなのでダントツに燃費が良いです。
ハイブリッド車は値段が高いのと、高速道路利用が多い方には不向きです。
【乗車人数】フリードは6・7人選択可能
- 【旧型シエンタ】6人乗り
- 【旧型フリード】6・7人乗り
フリードやシエンタは、とてもコンパクトなミニバンなので3列目を通常利用するのには向きませんが、最大7名乗車することが可能です。
「旧型シエンタ」は7人乗りしか選択できませんが、「旧型フリード」は2列目が2名と3名が選択出来て、合計6・7人乗りになります。
2列目2名の座席はキャプテンシートとなっており、一つの座席が独立していて、中央から後部座席へのウォークスルー(移動)が可能です。
7人乗りは、旧型シエンタ、旧型フリード共に2列目が3名でベンチシートになります。
※初期のフリードは5・7・8人乗りの設定があります。
【小回り】最小回転半径は5.2m
- 【旧型シエンタ】5.2~5.5m
- 【旧型フリード】5.2m
旧シエンタも旧フリードも小回りを表す最小回転半径が5.2mとミニバンのなかで最小の数値なのでとても小回りが利く車と言えます。
軽自動車の最小回転半径が4.4m程度なのと比較すると若干大きめですが、ミニバンは5.2~5.9m程度なので運転しやすい方です。
また、旧型シエンタよりも旧型フリードの方が車高が高いので見下ろして運転しやすいです。
【室内の広さ】旧型フリード勝利
- 【旧型フリード】室内長2625×幅1440×高1265mm
- 【旧型シエンタ】室内長2515×幅1430×高1310mm
室内高は旧型シエンタの方が4.5cm高いですが、室内長11cm、室内幅1cmともに旧型フリードの方が広くなっています。広さで選ぶなら旧型フリードが有利になります。
また、旧シエンタの3列目シートは、補助席のような簡易的な作りになっていますので3列目の利用頻度が多いなら断然「旧型フリード」推しです。
【荷室の広さ】旧型シエンタ勝利
- 【旧型シエンタ】幅1070×高1040×奥行(310・930・1420)
- 【旧型フリード】幅880×高1120×奥行(220・930・1160)
奥行きは、左から(通常、3列目格納、2・3列目格納)となっています。旧型シエンタの方が旧型フリードよりも圧倒的に荷室が広い事になります。
シエンタの3列目は簡易シートで床下収納できるので荷室をスッキリと使えます。反対にフリードは、左右跳ね上げで窓を遮ってしまうので圧迫感があります。
※シエンタの3列目シートの格納は、2列目の移動が必要で面倒です。
【室内高】131cmの旧型シエンタ勝利
- 【旧型シエンタ】室内高131cm
- 【旧型フリード】室内高126.5cm
天井の圧迫感は座っている人にとってドライブの快適さに影響します。室内高は旧型シエンタンが131cmで旧型フリードの126.5cmよりも4.5cm高いので圧迫感が少ないです。
天井が高いと小さなお子さんが立って着替えがしやすいことも嬉しい点です。
【馬力】118psの旧型フリード勝利
- 【旧型シエンタ】馬力110ps
- 【旧型フリード】馬力118ps
馬力に関してはほとんど差が無く、かろうじて旧型フリードの馬力が118psで、旧型シエンタより8ps大きいです。S、Mクラスミニバンが150ps、L、LLクラスミニバンが180ps程度なのと比較すると小さい馬力ですが、重量が軽いので、大人数の乗車でなければ問題なく走れます。
【3列目シート】旧型フリードはゆったり
旧型フリードの3列目シートは旧型シエンタよりは大きくゆったりと座れます。ひざ周りは窮屈ですがお尻への負担は少ないでしょう。
旧型シエンタの3列目シートは、補助席のような簡易的なシートなので大人が座るには窮屈です。
【3列シートの格納】旧シエンタ床下、旧フリード跳ね上げ
- 【旧型シエンタ】床下収納
- 【旧型フリード】左右跳ね上げ
3列目の格納方法は、それぞれメリット、デメリットがあります。床下収納できる旧型シエンタの3列目は、補助席のような簡易的な作りなので床下収納することで荷室をすっきりと使う事が出来ます。
旧型フリードの3列目は、左右跳ね上げなので後方の窓を塞いでしまうので、運転しづらくなります。しかし、シートはしっかりしているので座り心地が良いです。
旧型シエンタvs旧型フリード比較まとめ
旧型シエンタの優位点
- 燃費が良い・・・17.2km/L(ガソリン)
- 荷室が広い・・・幅1070×高1040×奥行(310・930・1420)
- 天井が高い・・・131cm
旧型フリードの優位点
- 燃費が良い・・・21.6km/L(ハイブリッド)
- 初心者向き・・・小回り(最小回転半径)5.2m
- 室内が広い・・・長2625×幅1440×高1265mm
- 馬力が大きい・・・118ps