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ステップワゴン新旧比較(燃費⇒新17.0km/L・旧15.0km/L)2017年ハイブリッド追加で25.0km/L

      2018/08/07

ステップワゴンの新旧比較

旧型ステップワゴンは、2009年10月に日本で発売が開始されたMクラスミニバンで4代目になります。2015年4月に販売が終了するまで5年半に渡って愛された人気車種です。

3代目からいち早く取り入れた低床・低重心パッケージは4代目でもを受け継いでおり、ボディーサイズは3代目より全長が50㎜・全高が45㎜拡大しています。

室内空間の効率の高さと安定した高速走行が売りで、使い勝手の良いミニバンになります。

燃費面では最も数値の良いグレードでJC08モード15.0㎞/Lと当時のMクラスミニバンではトップレベルの燃費水準となっています。

またFF車では平成22年度燃費基準+25%・4WD車では平成22年度燃費基準+20%をそれぞれ達成するなど環境面にも配慮しています。

普段の足としても、休日のお出かけにも適しており、子育て世帯には特におススメの1台になります。

ステップワゴン新旧比較

①新旧差は2.0km/Lと大差なし

燃費 ガソリン車 HV車
旧型ステップワゴン 15.0km/L なし
新型ステップワゴン 17.0km/L 25.0km/L

アイドリングストップシステムなどを搭載した旧型ステップワゴンは、最も燃費の良いモデルでJC08モード15.0km/LとMクラスミニバンではトップレベルの低燃費を実現しています。

新型モデルはエンジンをダウンサイジングした事により、17.0km/Lと向上しています。

旧型モデルとの差はわずか2.0km/Lと向上はしていますが、実燃費にしたら大差のないレベルです。

2017年9月にはハイブリッド車が追加され、燃費25.0km/Lとハイブリッド車の中でもクラストップの低燃費です。

②旧型の方がお買い得か

エントリーグレードが車両本体価格218万円~の旧型ステップワゴンは、新型が228万円~の設定となっており、10万円程度安い設定となっています。

もちろん装備・性能などが異なるため一概に比較は出来ませんが、旧型の方が割安な設定と言えます。

新型はまだまだ人気が高いため中古車価格でも140万円~200万円オーバーといった感じですが、旧型は60万円~140万円程度の価格帯の車で100万円以下で買えるものも多く、初期投資を抑えるなら旧型もありかもしれません。

③走行性能は同等レベル

2.0L直列4気筒エンジンを搭載した旧型ステップワゴンは、最高出力は150馬力・最大トルクは19.7kgmと十分なスペックとなっており、7人乗って走行しても苦になりません。

新型は1.5Lターボエンジンにダウンサイジングしましたが、150馬力・20.7kgmと馬力は同等・最大トルクはやや増えています。ただ標準車のGグレードで新型は車体重量が50kg程度増しており、走行性能ではあまり差は感じないレベルです。

④旧型の方が小回りは効く

ボディサイズ 全(長×幅×高)
旧型ステップワゴン 4,690×1,695×1,815mm
新型ステップワゴン 4,690×1,695×1,840mm

全(長4,690mm×幅1,695mm×高1,815mm)の旧型ステップワゴンは、新型と比べると全(長4,690mm×幅1,695mm×高1,8640mm)と若干全高が上がりましたが、ボディーサイズはほぼ変わりません。

ホイールベースは新型モデルが2,890mmと旧型より35mm拡大・タイヤも15インチから16インチにアップした事などもあり、最小回転半径も5.3mから5.4mになっています。

それでもミニバンでは小さい方な数値なのでそこまで気にする必要はないですが、狭い路地などを良く通る方は旧型の方が小回りが効いて良いかもしれません。

⑤室内は広いけど、3列目はイマイチ

室内の広さ 室内(長×幅×高)
旧型ステップワゴン 3,095×1,500×1,395mm
新型ステップワゴン 3,220×1,500×1,425mm

室内(長3,095mm×幅1,500mm×高1,395mm)の旧型ステップワゴンは、Mクラスミニバンでもトップレベルの広さを誇っていますが、新型は室内(長3,220mm×幅1,500mm×高1,425mm)とさらに広くなっています。

特に2列目・3列目の足元空間が旧型に比べて広くなっており、大人が座っても十分余裕があります。

ただ相変わらず3列目シートのクッション性はイマイチなので、長距離ドライブはきついかもしれません。

⑥収納はどちらも多め

旧型ステップワゴンは、ドリンクホルダーをフロント6・2列目3・3列目3の計12個備えたり、1列目のシートセンターテーブル・大容量のドアポケットなどの収納も多いです。

それを受け継いで新型はドリンクホルダーは+4個の16個に増量(フロント5・2列目6・3列目5)、2列目シートにはコンビニフック付きシートバックテーブルを備えるなど、さらに使いやすくなっています。

どちらもミニバンとしては十分な収納を備えており、使い勝手は良好です。

⑦3列目は床下収納式ですっきり

通常時で奥行き350mm×幅980mmの旧型ステップワゴンは、3列シート使用時はあまり広いとは言えませんが、最大230mmの床下収納が備わっており、使い勝手は悪くありません。

3列目を格納すると奥行きは1,150mmまで拡大し、広大でフラットなフロアが出現します。

新型は旧型よりやや広く、通常時で奥行き490mm×幅1,000mm・3列格納時は最大で1,180mmまで拡大、旧型同様に床下収納方式を採用しています。

どちらもMクラスミニバンではトップレベルのラゲッジスペースを確保しており、使い勝手は良好です。

⑧旧型の自動ブレーキは車両のみ

旧型ステップワゴンは、最上級グレードのLiにレーダーで前方車両を検知し、自動でブレーキをかけてくれる支援システムを標準装備しています。

ただ、それ以外のグレードではOPの設定がなく付いている車自体が少ない事と、対象が車両のみに限定されるのが残念なポイントです。

その点新型はレーダー単眼カメラを併用した先進の予防安全装備であるホンダセンシングを全グレードに設定しているほか、車両だけでなく歩行者にも対応しており、安全性能は段違いです。

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